2015年5月26日火曜日

『小学生のための心のハーモニー ベスト!』

この3月に音楽之友社から発売になりました小学生のための心のハーモニー ベスト!全10刊のタイアップCDビクターエンタテインメント)が届きました。

以前にもアップいたしましたが、拙作は第1巻●入学式・迎える会の歌に『ここは友だちせいさくじょ』と第8巻●たのしい音楽会の歌①に『地球を歩け』が収録されております。
TDとマスタリング以前のラフmixのみを聴いておりましたので、完パケた音ももちろんですが、曲順に添って聴いてみたときの聴き応え、ジャケットや歌詞カードの可愛くも主張のあるデザインをはっきり見ることができて、この充実した大きなプロジェクトに関わらせて頂けたことに改めて感謝と光栄な気持ちを感じています。

『地球を歩け』は昨年の●教育音楽 小学版 2014年7月号に掲載頂き、『ここは友だちせいさくじょ』は同じく●教育音楽 小学版 2014年5月号に掲載して頂き、歌ってくださったお便りも頂戴していました。

体育館や教室、帰り道、放課後。先生とお友だちと、時にはひとりで。
いろいろな場面で歌が歌い継がれて親しまれていきますように。
ご関係の皆様、お世話になりました。これからもよろしくお願いいたします。

そうそうたる作品群に関われて光栄です!

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2015年5月23日土曜日

『僕らの声は旅をする』のご感想

メインサイトの管理をしてくださっている制作会社のページからたまたま拙作を聴いてくださった方から、曲のご感想が届きました。
同声合唱曲集『僕らの声は旅をする』(カワイ出版刊の)表題曲『僕らの声は旅をする』です。(お寄せくださったハンドルネーム菜の花さんのご了承を頂きました)

「僕らの声は旅をする」拝聴させていただきました。
思うに、十代のときに聞いていたら、僕はどんなだったろう、どう感じたろうと、思いました。もっと早く聞きたかった。同じ十代でも、あの日の十代とこの日の十代と、様々な時に聞いてみたかった。

ひとつの歌に、ご自分の思いを重ねて聴いてくださって、とても嬉しく暖かい気持ちになりました。と同時に、歌というのは心に流れていくものなので、上手く言えないのですが、何か責任のようなものさえ感じました。
子どもの頃から何十年、多くの歌に助けられ教えられてきましたが、今でも歌える曲があります。自作がそんな風に旅を続けてくれたらな、、と思いながら、何度も頂いたご感想を読み返しています。
また改めて自作を知り、出会い直すことができました。
お寄せくださった菜の花さん、ありがとうございました。



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メインサイト『Works』ページをカテゴリーに分けてメニューを見やすく更新して頂きました。

2015年5月19日火曜日

『教育音楽 中学高校版 6月号』

3月に音楽の友ホールで開催されました『第31回中学校公開授業研究会』のレポートがこの18日発売の『教育音楽 中学高校版 6月号』に掲載されています。
いくつかのセッションの中、『新曲指導』では〔新・中学生のクラス合唱曲集〕 ●奇跡に収録の作品を中心に行われ、拙作『始まりのさよなら』も田中安茂先生にご紹介いただきました。
文章でレポートを拝見して、また改めて自作に出会えたような感覚を覚えました。
自分の言葉で直接自作についてお話しできることは、作り手として大変光栄なことです。ご関係の皆様、貴重な機会をありがとうございました。
またお目に&お耳にかかれますように。

自分の中で”合致した”曲です
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2015年5月17日日曜日

『袋井•森地区中学校 音楽科研究発表会』

静岡県の『平成27年度 袋井•森地区中学校 音楽科研究発表会』にお伺いいたしました。
拙作『合唱と吹奏楽のための【WAKE!】』を、袋井市立袋井南中学校の皆さんが初演しくださいました。
ご指導は、いつも応援してくださる山﨑扶美代先生です。
3月に開催された『クローバーコンサート』では、同じ形態(合唱と吹奏楽)の『卒業の日』(*同声二部/混声三部合唱版は教育芸術社刊)も演奏してくださいました。

前回のクローバーコンサートの会場も、今回の会場である森町文化会館ミキホールも、とてもきれいで規模もちょうどいい感じの心地よい空間でした。
新学期が始まって間もなくでの演奏会ですので、部員さんも先生方も慌ただしい中での練習期間だったとお察しいたしますが、各校の表情が出ていた演奏だったと思います。

今回は『卒業の日』以上の小編成を試みたので、山﨑先生にはパート構成その他アドバイスやご提案を頂き、経験値を上げることができました。
実際の音出しをして頂くことで、自作をまた改めて知ることができます。
また箏曲部のハイレベルな演奏もあり、新たな”人と音”との出会いもありました。
先生方、演奏してくださった皆さん、ご関係の皆様、本当にありがとうございました。

ステージングや立ち位置も参考になりました

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2015年5月13日水曜日

『合唱と吹奏楽のための「WAKE!」』

合唱と吹奏楽のための拙作『WAKE!』を、静岡県の袋井南中学校の吹奏楽部の皆さんが演奏してくださることになりました。
ご指導はいつも応援してくださっている山﨑扶美代先生。
3月に開催された『クローバーコンサート』でも拙作『卒業の日』の合唱と吹奏楽版(合唱は教育芸術社刊)を演奏して頂きました。
短い練習期間にもかかわらず取り上げてくださって大変うれしく光栄に思っています。
特に合唱と吹奏楽の形態では、まだまだ経験値を上げていかなければいけない自分なので、キャリアの豊富な先生方や部員の皆さんのリアルな感想を聞かせて頂きながら、また進んでいけたらなと思っています。

ご盛会を!^^!

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2015年5月3日日曜日

『ウイーン少年合唱団とマイヤ プリセツカヤ』

ウイーン少年合唱団の来日公演と、20世紀最高のバレリーナと言われたマイヤ プリセツカヤさんが亡くなったニュースを見て気持ちがキューっとなり、記憶が一気に40年以上前に呼び戻されました。

私の通っていた所沢市立清進小学校は、当時合唱クラブの強豪校でした。
顧問の先生がそれはそれは厳しくて。。。。
細かな記憶は定かではないのですが、自分はその厳しさに落ちこぼれてついて行けなかった方に入ってしまいましたっけ。
そんな頃、初めて『ウイーン少年合唱団』の名前を聞きました。
クラブを続けていた友達が来日公演に行ったそうで、その感動ぶりを「響きで歌っていた、響きで聴かせる」としきりに言うのです。当時の私は『響きで歌う、聴かせる』の意味がよく分かりません。でも友達の訴えるような説明に「相当な感動を知って伝えたいんだな」ということは確かに感じました。
今年は来日60周年記念公演ということで、これまで以上にニュースになっていますね。
友達が熱心に語っていた教室の場面、色あい、匂いまではっきり思い出されます。

同じ頃、同級生にバレエを習っている子がいました。当時は今よりもまだまだバレエという習い事は『特別』でした。
お金持ちというか、お嬢様というか。。。
その友達の口から『マヤプリセツカヤ』(当時のニュースでは確か”マヤ”と発音していた記憶があります)の名前を初めて聞きました。
子どもでしたし、ロシア風の外国語の名前にピンと来ず「カクカクした言いづらい名前だな」なんて思ったことを覚えています。
多分、来日公演などをしていたのでしょう。ほどなくニュース映像でプリセツカヤさんの踊る場面を観ることができ釘付けになりました。
両手を横にして羽根のように柔らかく動かしながら上下させ、優雅に舞台上手から登場するところでした。それはまるで”つくりもの”のように滑らかな動きで、子ども心に衝撃でした。間接が普通の人の何倍もあるように見えました。

どちらも40年以上前のできごとですが、なぜかこのふたつは鮮明に記憶の引き出しに残っています。
2つのニュースでいろいろ思い起こしています。
『響きで歌う、聴かせる』と言われてよく分からなかった当時の自分は、今の自分を見て苦笑いでしょう。

詩と作文が好きでした

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